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まなびべやを始めた理由

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「塾に行かせるつもりはないけれど、

 もうちょっとしっかり勉強させてやりたい」

「仕事が忙しくて子どもの宿題を見る時間がない」

「私が勉強を教えようとすると嫌がる……」

まなびべやは、そんなおやごさんと子どもたちの学びをお手伝いする場所です。

むすこが小学生になるまで私は子どもたちを保育所に預けて広告代理店で働いていました。ちょうどむすこが小学校に入学した春に三女を出産し、小1の1年間は仕事をせずにたっぷりとむすこの側にいることができました。

そして、いわゆる「小1の壁」を実感しました。

はじめての勉強、毎日の宿題、長い夏休み。これは仕事をしながらやったらたいへんやったなぁ……と思いました。

復職した時のことを考えて学童に通っていたのですが、妹たちを保育所に迎えに行って、むすこが学童から帰ってきて、夕飯を食べさせて、お風呂に入って、デザート食べて、よし歯ぁみがくでー!と、21時の就寝までの数時間はもう慌ただしいのなんの。

その間におむつをかえたりプリントをチェックしたり宅急便を受け取ったりしていると宿題を見る余裕がどんどんなくなっていくのです。

むすこはひらがなも書けない状態で入学したので最初のうちは毎日の宿題は大騒ぎでした。

書き方を勘違いして変なひらがなを覚えそうになっていたりひとつわからないところがあっただけで「もういやや!」と布団にもぐってしまったり。

ここで勉強嫌いになってもうたら、この先ずっと苦労することになる!

そう思って、時には爆発しそうになるイライラを必死に抑えながらむすこと並んで机に向かう日々が続きました。

勉強を教えるのにもコツがあります。

それぞれの子どもに得意不得意があり、つまずくところも乗り越え方も違います。

むすこは少しずつ勉強を楽しめるようになり、今では宿題以外にも買ってきた問題集を解いたり自分で作った算数の問題をノートに書いておもしろがったりしています。

そんなむすこの様子を見ていて、学生時代に家庭教師やZ会塾のスタッフで色々な子どもを見てきた経験を活かして子どもたちの学びをサポートしたいと思うようになりました。

「小1の壁」を前にして自分自身の働き方について考えていたこともあり、生活の延長線上で4人の子どもに負担なくできる仕事をしようと思い、広告代理店を退職して壬生まなびべやを始めることを決めました。